事例詳細
調査・質問内容
蓄音機の音が出る仕組みを知りたい。
図書館からの回答
公開日 | 2025/03/24 |
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蓄音機とは、レコードの溝に針を接触させ、音を記録し再生する装置です。
1877年にエジソンが発明した蓄音機「フォノグラフ」は、記録装置に錫箔(すずはく)のシートを巻いた円筒を用いました。その後、研究と改良が加えられ、1887年ベルリナーは、水平に回転する円盤を用いた「グラモフォン」を発明しました。
音が出る仕組みは、記録装置の溝を針がなぞることで発生する小さな振動を、てこの原理で拡大します。これにより振動板は大きく振動し、その振動はホーンを通すことでより大きな音となって聞こえます。
参考文献
タイトル | 注記 |
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大辞泉 下巻 | p2316“ちくおんき” |
発明図鑑 | p40~41“ちく音機” |
音のしくみ | p16~17“音の正体”、p166~167“音を記録するという発想とその原理”、p168~169“音を拡大するしくみ” |
音響技術史 | p14~24”第2章 蓄音機誕生”、p25~35“第三章 円盤式蓄音機『グラモフォン』の誕生” |
極小オーディオをきりひらく | p10~12“円筒型蓄音機の発明”、p13~15“円盤型蓄音機登場” |
図説・世界の蓄音機 | p18~19“序章 蓄音機の黎明期” |
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