事例詳細

調査・質問内容

走ると脇腹が痛くなる理由が知りたい。

図書館からの回答

公開日 2025/03/24

走ると脇腹が痛くなる理由には諸説あります。

例えば、食後に走ると脇腹が痛くなるのは、ひ臓や胃が関係しています。
ひ臓は、消化の際に、各器官へ血液を送り出します。その結果、ひ臓の収縮が起きて左脇腹が痛むことがあります。
胃は、消化のために胃腸へ集まるはずの血液が、運動によって筋肉へ送られ不足し、胃の中に残った食べ物が揺れて痛みを感じます。また、食べ物と一緒に飲み込んだ空気が大腸でガスとなって溜まり、運動をしたときに脇腹が痛むこともあります。

食後以外でも、運動をすることで肝臓が振動し横隔膜を引っ張るため右脇腹が痛くなったり、体が上下に動くことで内臓が揺れて圧迫されるため脇腹が痛いと感じることがあります。

参考文献

タイトル 注記
がんばらないで楽に長く走る 増補改訂版 p70~71“2章 走り方5つのルール”
おもしろすぎる人体のひみつ p40~43“食後にすぐ走ると左わき腹が痛くなるのはなぜ?”
本当に不思議!カラダのおもしろ雑学 p120“ごはんのあとに走ると、どうして脇腹が痛いの?”
からだのなかのびっくり事典 p141“3章 なぞだらけのからだ”
科学のなぜ?ビジュアル新事典 p271“私たちのからだのふしぎ45 走るとわき腹が痛くなるのはどうして?”

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