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調査・質問内容

平安時代にあった信濃小路について知りたい。

図書館からの回答

公開日 2025/03/24

信濃小路(しなのこうじ・しなののこうじ)は、かつて平安京の南部にあった道幅4丈(約12m)の東西に走る道の名称です。九条坊門通(現東寺通)と九条大路(現九条通)の中間にあたるといわれています。“多那井(小路)”、“信乃(小路)”、“唐橋”、“唐崎”とも呼ばれていました。当初から大きく発展することはなく、鎌倉時代以降は農地化が進み、小路名は残っていません。

参考文献の一部や役立つウェブサイトでは、九条坊門通を信濃小路としている場合もあるほか、現在の地図と当時の信濃小路を重ねて確認することができます。

参考文献

タイトル 注記
平安時代史事典 本編 上 p1127“信濃小路”
角川日本地名大辞典 26-[1] p449“唐橋通り”、p703“信濃小路”
日本歴史地名大系 27 p38C“平安京”、p1003“唐橋村”
新修京都叢書 第1巻 p264“九條坊門通”、p367“九條坊門通”
新修京都叢書 第2巻 p25“九條坊門通”
新修京都叢書 第3巻 p296“九條坊門通”
新修京都叢書 第16巻 p130“洛陽部”、p137“九條坊門通”
拾芥抄 p151“巻中 京程部第二十二 東京図”
京都時代MAP 平安京編 p16“平安前期地図№03”、p21“平安前期地図№04”、p52“平安中期地図№03”、p57“平安中期地図№04”、p80“平安後期地図№03”、p85“平安後期地図№04”、p18.54.82“現代MAP№03”、p19.55.83“現代MAP№04”
重ね地図で読み解く京都1000年の歴史 p100~105“戦国時代(安土桃山時代以前)の下京”

役立つウェブサイト

タイトル 注記
平安京オーバーレイマップ 2025.3.24確認

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