事例詳細

調査・質問内容

牛乳を使ってプラスチックを作りたい。

図書館からの回答

公開日 2023/12/27

牛乳を使って作るプラスチックは、“カゼインプラスチック(カゼイン樹脂)”といいます。
1897年ドイツで発明され、ボタンや印鑑、ピアノの鍵盤などに利用されました。
牛乳からできているため、土に埋めても微生物によって分解される環境に優しいプラスチックです。

作り方は、カッテージチーズと同じで、沸騰させた牛乳にお酢やレモン汁を加え、固まった物の水分をしっかりきり、乾燥させます。これは、牛乳のたんぱく質であるカゼインが、酸によってねん土のように固まったためです。

カゼインプラスチックの詳しい作り方は、参考文献をご覧ください。

参考文献

タイトル 注記
世界大百科事典 5 p326“カゼイン”
20世紀の歴史 5 p66~67“レオ・ベークランドとプラスチックの誕生”
イチからつくるプラスチック p22~23“牛乳から、「プラスチック」をつくる?”
工作でわかるモノのしくみ p15“お家でかんたんカゼインプラスチックづくり”
すぐできる、よくわかる!自由研究中学生の理科 Newチャレンジ p10~11“牛乳からプラスチックを作ろう”
学研の中学生の理科自由研究 p76~81“牛乳を固めるものは何?”
理系脳をつくる食べられる実験図鑑 p48~49“ミルクプリンといちごゼリーに分かれたのはなぜ?”

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