事例詳細
調査・質問内容
清凉寺で行われている“嵯峨お松明式”について知りたい。
図書館からの回答
公開日 | 2019/07/25 |
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清凉寺は,右京区嵯峨にある浄土宗の寺院です。
嵯峨お松明式は,涅槃会(ねはんえ)にちなみ行われる行事で,“嵯峨の柱松明”とも呼ばれています。“京都五山送り火”,“鞍馬の火祭”と並ぶ,京都三大火祭のひとつです。
毎年3月15日の夜8時から,本堂の前に立てた高さ7mある3本の大松明に火をつけ,その火の勢いで,その年の農作物の豊凶を占います。
松明はそれぞれ,三種の稲,早稲(わせ)・中稲(なかて)・晩稲(おくて)になぞらえられています。全ての火の勢いが強ければ,一年を通して豊作という意味になります。
また,松明の火は,釈迦を荼毘に付した時の様子を表しているとも言われています。
参考文献
タイトル | 注記 |
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昭和京都名所図会 4 洛西 | p310~311“嵯峨お松明式” |
古寺巡礼京都 21 清凉寺 | p68~77“五台山清凉寺” |
嵯峨誌 | p86~87“お松明(柱松明)” |
京都祭事記 | p55~56“お松明式・涅槃会【清凉寺】” |
祭りの事典 | p98“清凉寺のお松明式” |
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