事例詳細
調査・質問内容
子どもの着物の背中に縫う“背守り(せまもり,せもり)”には,どんな意味があるか知りたい。
図書館からの回答
公開日 | 2019/07/25 |
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背守りは,“背紋飾り(せもんかざり)”“背だて”“守縫(もりぬい)”とも呼ばれます。“一つ身”という,背に縫い目のない,赤ちゃんや幼児が着る着物の背に付ける,飾りや飾り縫いのことです。
古くは「背に縫い目のない着物を着ると魔が差す」といわれ,縫い目のない代わりにお守りとして施され,健やかな成長が願われました。
背の中央に縫い目を施した“糸じるし”と呼ばれるシンプルなもの,“麻の葉”“矢羽根”などの伝承文様の刺繍,鶴・亀・松竹梅などの吉祥文様のぬいぐるみや押し絵など,いろいろな種類があります。
参考文献
タイトル | 注記 |
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服装大百科事典 上 | p575“せまもり 背守り” |
背守り | |
子どもの着物大全 | p40~47“背守り” |
かわいい背守り刺繡 | |
季刊銀花 第27号 | p71~86“背守り” |
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