事例詳細
調査・質問内容
鳥はなぜ飛べるのか知りたい。
図書館からの回答
公開日 | 2021/01/28 |
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鳥は翼を羽ばたかせることによって推力(体を前進させる力)を生み,翼の形によって生じる空気圧の差が揚力(宙に浮く力)となって空を飛ぶことができます。
また,鳥の体には飛ぶための工夫があります。翼を羽ばたかせるために鳥の胸筋は強く発達しているほか,体重を軽く保つために食べ物を消化して排泄するまでの時間が短くできています。
鳥の種類によって翼の形が異なり,空の飛び方も変わります。
例えば,ハクチョウなどの大型の渡り鳥は編隊を作ることで上昇気流を生み,後方の鳥は楽に飛ぶことができます。
ツバメは翼の先の骨が長く丈夫にできており,力強く推力を生むことで高速飛行が可能です。
ワシやタカは海岸や山の斜面に発生したわずかな上昇気流を利用して,大きな翼で羽ばたかずに風に乗って飛ぶことができます。
参考文献
タイトル | 注記 |
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空を飛べるのはなぜか | p38~58“鳥が飛ぶメカニズム” |
動物のはてな | p52~55“鳥が大空を飛べるわけ” |
空を飛ぶ生き物たち | p10~11“飛ぶってどういうこと?”,p12~13“飛び方のいろいろ”,p16~17“飛ぶための工夫”,p22~23“編隊をつくって飛ぶ鳥”,p28~29“空中を高速で飛ぶ鳥”,p42~43“上昇気流に乗って空をまう鳥” |
鳥・虫・魚のふしぎ | p18~21“鳥はどうして飛べるの?” |
鳥のくらし | p121~122“飛行に適したからだのつくり” |
鳥 | p150~151“つばさと飛び方” |
オルビス学習科学図鑑 鳥 | p200~201“とぶためのしくみ” |
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