事例詳細

調査・質問内容

全国の手すき和紙の産地を知りたい。

図書館からの回答

公開日 2022/03/25

日本では各地の地元でとれる素材を使って古くから和紙が作られてきました。

全国の産地は【参考文献】の『世界遺産になった和紙 1』に詳しく記されています。また,「全国手すき和紙連合会」ホームページ内の“全国の和紙産地マップ”でもご覧いただけます。

和紙作りがさかんな土地には,きれいな水が豊富にある,原料の植物が自生している,農地となる土地が少なく冬の農閑期に紙すきができる地域である,といった特徴があります。

原料には,古くは麻,桑,稲,麦わらなども使われていましたが,現在は楮(こうぞ)や雁皮(がんぴ),三椏(みつまた)が最もよく使われています。

和紙は,2009年に島根県の「石州半紙(せきしゅうばんし)」がユネスコ無形文化遺産に登録され,2014年に新たに岐阜県の「本美濃紙」と埼玉県の「細川紙」を加えて「和紙:日本の手漉和紙技術」としてに拡張登録されました。

参考文献

タイトル 注記
世界遺産になった和紙 1 p17“和紙の産地”
和紙ってなに? 1
和紙ってなに? 2
子どもに伝えたい和の技術 2 p12~15“和紙の種類を知ろう”,p16~17“日本各地の和紙産地マップ”
和紙と暮らす p82~83“和紙産地”
産地別すぐわかる和紙の見わけ方

役立つウェブサイト

タイトル 注記
全国手すき和紙連合会 「全国産地マップ」  2022.3.25 最終確認

1/1