事例詳細
調査・質問内容
鞍馬の“竹伐り会式(たけきりえしき)”について知りたい。
図書館からの回答
公開日 | 2020/02/27 |
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竹伐り会式は,京都市左京区にある鞍馬山で毎年6月20日に行われる行事で,“蓮華会(れんげえ)”とも呼ばれています。
起源については諸説ありますが,平安時代に峯延(ぶえん)上人が雌雄2匹の大蛇に遭遇した際,襲いかかってきた雄蛇を法力の力で退治し,雌蛇は説法を聞き入れ,鞍馬の霊水“閼伽水”(あかみず)を絶やさずに守護することを誓ったため,水神として祀られたという故事に由来します。
当日は,丹波座と近江座に分かれた弁慶かむりの法師たちが,大蛇に見立てた長さ4m,太さ10cmほどの青竹を気合の掛け声とともに山刀で一太刀ずつたたき切ります。その竹を抱えて本堂へ駆け込み,速さを競います。
水神への感謝や,災厄を断ち切り吉事を祈る行事として,千年以上親しまれています。
参考文献
タイトル | 注記 |
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日本の伝説 京都・大阪・奈良 | p174~177“鞍馬の竹伐” |
京の年中行事 | p47~50“廿日 竹伐会 鞍馬寺” |
京の祭と歳時12カ月 | p92~93“竹伐り会式” |
おつぎのまつり | p24~25“鞍馬山竹伐り会式” |
鞍馬山歳時記 | p68~92“鞍馬山の竹伐り会式” |
くらま 第84巻(平成23年)1月号~11・12月合併号 | 6月号p16“竹伐り会式” |
役立つウェブサイト
タイトル | 注記 |
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総本山鞍馬寺「年中行事」 | 2020.2.27 確認 |
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