事例詳細

調査・質問内容

糸電話の仕組みについて知りたい。

図書館からの回答

公開日 2020/02/27

糸電話は,紙コップの底を糸で繋いで,お互いに声を伝えあうことができる装置です。
日本には明治初期に伝わり,金属線が使われていたといいます。

声が糸を通して伝わるのは,音が振動によって伝わるためです。
発した声が紙コップを震わせ,その震えが糸を伝わって,もう一方の紙コップまで届きます。
糸がたるんでいたり,糸の途中を指でおさえたりすると,振動を伝えることができず声は届きません。
また,複数の糸をつなぐことで,2つ以上のコップに声を伝えることもできます。

糸の代わりに風船やバネを使う方法もあり,使う素材によって,声にエコーがかかって聞こえることもあります。

参考文献

タイトル 注記
新しい理科の教科書 小学3年 p179~182“糸電話を作ろう”
なんでも実験ためして発見 4 p42~45“糸で音を伝えよう”
音のなんでも実験室 p12~15“エコーのきいた糸電話”
やってみよう!夏休みの自由研究 3・4年生 p8~11“糸電話の実験”
キッズペディア科学館 p146~147“音はどのように伝わるの?”
NHKやってみようなんでも実験 2 p24~27“糸でんわをつくってみよう”

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