スポーツにご利益がある京都の神社を知りたい。

　スポーツの神様として，「蹴鞠の神」と言われる“精大明神（せいだいみょうじん）”や「弓矢の神」と言われる“八幡神”などがいます。
　なかでも，京都市上京区にある“白峯神宮（しらみねじんぐう）”は精大明神をまつり，蹴鞠の師範として朝廷に仕えていた飛鳥井家の邸宅跡に建てられ，球技・スポーツ全般の上達や勝利などを祈願する人が多く訪れることで知られています。
　また京都府八幡市にある“石清水八幡宮”は，源氏をはじめとする武士たちが，弓矢上達や武運が長く続くことを願い訪れたとされています。
　京都市左京区にある“八大神社”は，宮本武蔵が吉岡一門と一乗下り松で決闘する前に立ち寄り勝利したと伝えられ，勝負ごとや武芸にご利益があるとされています。
　このほか，京都市左京区にある“九頭竜（くずりゅう）大社”は野球にご利益があり，京都府長岡京市にある“神足（こうたり）神社”は陸上に，京都市伏見区にある“藤森神社”は競馬など，京都にはスポーツにご利益がある神社がいくつかあります。