事例詳細
調査・質問内容
東映太秦映画村の歴史について知りたい。
図書館からの回答
公開日 | 2021/07/14 |
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東映太秦映画村は,右京区太秦東蜂岡町にある日本初の映画のテーマパークです。
東映京都スタジオが運営しており,東映京都撮影所の一部が映画村の敷地になっています。
東映京都撮影所の前身は,「阪妻プロ太秦撮影所」です。大正15年(1926)に俳優阪東妻三郎が開設したのをきっかけに,他の撮影所が次々と開設され,太秦は映画制作の中心地として「日本のハリウッド」と呼ばれ,賑わっていました。
しかし,昭和35年頃を境にテレビの普及に伴って映画館の入場者が激減し,多くの撮影所は閉鎖に追い込まれました。
映画界が衰退する中,撮影所へ数多くの見学者が訪れていたことに着目し,昭和50年(1975)4月20日に「一日映画村」と称して東映京都撮影所内の有料見学を実施しました。入場者数は2万人を超え盛況でした。
この催しから本格的に映画村建設計画が進み,昭和50年(1975)11月1日に映画村は開村されました。開村当初の施設は時代村,映画文化館,映像実験室,パノラマステージのみでしたが,平成9年(1997)3月に大型屋内エンタテインメント施設「パディオス」をオープンするなど施設リニューアルを重ねています。
映画文化の情報発信基地として,現在も太秦のシンボルであり続けています。
参考文献
タイトル | 注記 |
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東映の軌跡 | p242~244“第4章転換の時代 1975(昭和50)年” |
映画村5年の歩み | |
映画村10年の歩み | p32~75“年表と写真で綴る映画村10年の歩み” |
東映太秦映画村 | p86~88“京都は映画のふるさと”,p106~107“パディオス” |
京都映画図絵 | p167~174“〈太秦〉は日本のハリウッドだ” |
洛西地域撮影所跡地めぐり | p50~53“東映京都撮影所” |
役立つウェブサイト
タイトル | 注記 |
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東映太秦映画村 | 2021.7.14 確認 |
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