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図書 -- 室城 秀之/編 -- 武蔵野書院 -- 2024.3 -- 6,560p -- 22cm -- 910.23
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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 持禁 状態
右中 郷土 L/910.23/コ/ 333107438 郷土 利用可

資料詳細

タイトル 言葉から読む平安文学
著者など 室城 秀之 /編, 青木 慎一 /[ほか著]  
出版社 武蔵野書院
出版年 2024.3
ページ数 6,560p
大きさ 22cm
一般件名 日本文学-歴史-平安時代
NDC分類(9版) 910.23
ISBN13桁 978-4-8386-0793-8
内容紹介 言葉に対する正しい認識と理解をもって古典文学と向き合う。「竹取物語」「うつほ物語」「源氏物語」…。作品を言葉から読むことによって、どのような作品世界が立ち現れるのか。気鋭の論客らによる多数の論文を収録。

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
『竹取物語』の求婚譚の構造  「心のしたく」・「心たばかり」と主従の位相から 青木/慎一/著 3-18
『うつほ物語』成立過程論管見  松岡/智之/著 19-36
『うつほ物語』俊蔭女の尚侍就任と仁寿殿女御  「労」をめぐる人間関係の諸相 猪川/優子/著 37-58
「労あり」「らうらうじ」攷  『うつほ物語』のことばと思想 大井田/晴彦/著 59-73
文を見たがる人々  『うつほ物語』における聖婚関係 武藤/那賀子/著 75-93
『うつほ物語』藤原季英の物語再読  「身の便りなき」藤英と勧学院 西本/香子/著 95-112
『うつほ物語』「国譲・上」巻における袖君の引き取りと「髪」  富澤/萌未/著 113-131
『うつほ物語』楼の上・下巻における八月十五夜の演奏会  正道寺/康子/著 133-155
『うつほ物語』の「梅」表現試論  三浦/則子/著 157-173
『うつほ物語』の叙述意識と、絵解なるもの  本宮/洋幸/著 175-194
継子譚と孝養  『落窪物語』中納言七十賀屛風歌と長寿 坂本/信道/著 195-213
『枕草子』「清涼殿の丑寅の隅の」の章段における芳子の逸話  父と娘の描写に着目して 村田/駿/著 215-234
『紫式部日記』における紫式部と道長の和歌  「露」と「分く」という言葉に注目して 佐藤/有貴/著 235-256
平安文学語彙論考  「あやしき道」という言葉をめぐって 室城/秀之/著 257-268
葵巻・六条の御息所の魂の言葉  寂しさの表出として 鈴木/裕子/著 269-283
村雨のまぎれの光源氏  『源氏物語』における「ひき隠す」をめぐって 竹内/正彦/著 285-302
表現としての官職  『源氏物語』澪標巻の「靫負」と「随身」 秋澤/亙/著 303-327
侍従の誓い  『源氏物語』「蓬生」巻における「たむけの神」をめぐって 佐藤/洋美/著 329-348
「親めく」光源氏  夕霧への対応についての<語り> 吉井/美弥子/著 349-364
「混血」の水鳥  『源氏物語』玉鬘巻「水鳥の陸にまどへる心地して」の諺的表現から 浜田/賢一/著 365-384
『源氏物語』野分巻の植物表現と明石の君  竜胆・朝顔・荻の葉 神原/勇介/著 385-405
女三の宮の「わななく」姿  『源氏物語』「若菜」の下巻における語り手の意図 若狭/祥子/著 407-422
光源氏と薫の歯  『源氏物語』「横笛」巻「うきふしも」の歌に着目して 高倉/明樹子/著 423-441
『源氏物語』紫の上の死と暁  「明けはつるほど」をめぐって 太田/敦子/著 443-464
『源氏物語』の<噓>  宇治十帖の「そらごと」をめぐって 蕗谷/雄輝/著 465-485
浮舟の最後の歌「尼衣かはれる身にや」の解釈  「や~む」という語法を中心にして 鈴木/宏子/著 487-504
伝藤原行成筆『古今和歌六帖』断簡  久保木/秀夫/著 505-521
清輔集の古筆切  清輔詠検討・清輔歌論解明の前提として 日比野/浩信/著 523-541
室城さんに教わったこと  小森/潔/著 543-549