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図書 -- 中野 幸一/編 -- 勉誠社 -- 2023.3 -- 4,496p -- 22cm -- 910.23
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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 持禁 状態
右中 郷土 L/910.23/ヘ/ 333041984 郷土 利用可

資料詳細

タイトル 平安文学の饗宴
著者など 中野 幸一 /編  
出版社 勉誠社
出版年 2023.3
ページ数 4,496p
大きさ 22cm
一般件名 日本文学-歴史-平安時代
NDC分類(9版) 910.23
ISBN13桁 978-4-585-39028-2
内容紹介 様々な作品が相互に連関し、漢詩や和歌などにも多大な影響を与えてきた平安文学。それは現代にもつながる潮流となり、変容を続けている。流動し続ける平安文学の深く豊かな世界を、研究を領導する22の論考により解き明かす。

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
奈良末・平安初期における初唐総集の受容  釈慧浄編『続詩苑英華十巻』の伝来と流布、及び序文の訓注 半谷/芳文/著 1-16
『伊勢物語』芥川章段  女を「おふ」のか「ゐる」のか 早乙女/利光/著 17-33
『土左日記』亡児追憶の原形質  『万葉集』からの遡及-付、『讃岐典侍日記』への波及 大倉/比呂志/著 35-52
『蜻蛉日記』兼家の催促の歌試解  「しれたるやうなりや」、「人知れず」歌を中心に 高野/浩/著 53-69
『うつほ物語』忠こそ巻と『後撰和歌集』の「涙川」  成立基盤としての貞信公流・九条流 門澤/功成/著 71-89
『源氏物語』若紫巻に登場する「左中弁」はどこへ行くのか?  「物語」の人物描写法に関する一考察 山田/利博/著 91-105
『源氏物語』と「高唐賦」  朝顔巻巻末の藤壺の亡霊出現と柏木の死をめぐる表現における影響の可能性 栗山/元子/著 107-128
玉鬘十帖の成立と位相  久下/裕利/著 129-162
『源氏物語』「篝火」巻における韻律的表現  その全文を対象とした試論 陣野/英則/著 163-184
国宝『源氏物語絵巻』「夕霧」の象徴性を読み解く  夕霧の服装がみちびくもの 金/秀美/著 185-205
幻巻の和歌論  光源氏の現世離脱意識の形成 吉見/健夫/著 207-231
諸巻の読まれ方をめぐる『源氏物語』作者の意識  順番の問題を中心に、手紙という方法に着目して 有馬/義貴/著 233-254
植民地朝鮮におけるメディアと教科書、そして『源氏物語』  「朝鮮日報付録」「学習ページ」の「脚本源氏物語」を中心に 金/孝淑/著 255-270
眠れる美女にこがれる薫  源氏物語と川端文学が共有する「エロスの構造」 助川/幸逸郎/著 271-296
The Tale of Genjiとの日々  ロイヤル・タイラー氏自伝『盲亀大海をたゆたう-自伝的回想録』から 緑川/眞知子/著 297-320
『紫式部日記』と「紫式部日記絵巻」の間  <描かれた>五十日の祝いを<読む> 川名/淳子/著 321-346
『更級日記』の『蜻蛉日記』享受  福家/俊幸/著 347-369
『大鏡』における歌語りの享受  <負性>を表す方法として 稲垣/智花/著 371-394
三河の国八橋について  木戸/久二子/著 395-415
近世における『いはでしのぶ』諸本の展開  前田家本と京大本の比較からの伝本考 横溝/博/著 417-438
『仙源抄』の注釈方法  漢字をあてる注を中心に 河野/貴美子/著 439-464
『言経卿記』に見る女性たちの文学作品享受  西御方(祐心尼)を中心として 新美/哲彦/著 465-485