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図書 -- 加藤 静子/編 -- 新典社 -- 2015.3 -- 702p -- 22cm -- 913.39
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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 持禁 状態
右中 郷土 L/913.39/オ/ 332245543 郷土 利用可

資料詳細

タイトル 王朝歴史物語史の構想と展望
シリーズ名 新典社研究叢書
シリーズ巻次 271
著者など 加藤 静子 /編, 桜井 宏徳 /編  
出版社 新典社
出版年 2015.3
ページ数 702p
大きさ 22cm
一般件名 歴史物語
NDC分類(9版) 913.39
ISBN13桁 978-4-7879-4271-5
内容紹介 平安時代の歴史物語群を、相互の連関と他ジャンルとの交響の相のもとに捉え、仮名文の歴史叙述の内実と有機的な展開のありように迫る、気鋭の研究者30名による「王朝歴史物語史」の構想と展望の試み。

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
『栄花物語』正編・『同』続編・『大鏡』  連環体としての歴史叙述 福長/進/著 13-32
歴史物語の基軸としての「世継三作」  「先坊」の設定とその継承をめぐって 福田/景道/著 33-53
『栄花物語』正編から続編へ  池田/尚隆/著 54-71
女房文学史の中の『栄花物語』  宮仕え日記・実録の物語からの道程 加藤/静子/著 72-95
『大鏡』から『無名草子』へ  王朝歴史物語史の周縁 桜井/宏徳/著 96-123
『栄花物語』主要伝本類概説  久保木/秀夫/著 129-159
『栄花物語』における性と権力  木村/朗子/著 160-183
身体の共有と違和  『栄花物語』の涙 鈴木/貴子/著 184-203
死者を抱く  『栄花物語』の子を看取る親をめぐって 塩見/優/著 204-220
『栄花物語』における藤原威子  正編と続編をつらぬく 中村/成里/著 221-240
歴史語りの「き」  「けり」を思い合わせる 藤井/貞和/著 243-256
『大鏡』の文章を考えるために  仏典や漢詩文の表記から 三角/洋一/著 257-285
『大鏡』における道長女子の扱い方(源倫子系)  その方向性と作者との関係 森下/純昭/著 286-301
『大鏡』の花山院  その似姿白河院批判 中島/俊博/著 302-319
『大鏡』における兼家像  流布本からの視線 辻/和良/著 320-335
『今鏡』後三条紀の叙述意識  小島/明子/著 339-356
『今鏡』寸描  雅実と忠実 蔦尾/和宏/著 357-375
今鏡の語りと弥勒信仰  美福門院、藤原忠通の往生の記事を中心に 陶山/裕有子/著 376-392
栄花物語の歌会記事について  「布引の滝」巻・「松のしづえ」巻の歌会を例に 浅田/徹/著 395-421
『栄花物語』と仮名日記  『紫式部日記』『更級日記』を中心に 福家/俊幸/著 422-443
『栄花物語』の後宮史叙述  月の宴巻・村上天皇後宮を中心に 室田/知香/著 444-477
住み処をめぐる語り  『夜の寝覚』『狭衣物語』と『栄花物語』と 井上/眞弓/著 478-500
後冷泉朝文化圏と『栄花物語』続編  祐子内親王とその文化世界 和田/律子/著 501-523
『栄花物語』と中世王朝物語の関係について  『風につれなき物語』を例として 横溝/博/著 524-546
『うつほ物語』『大鏡』の任官・昇進描写  男の仮名文学の視点から 松野/彩/著 547-562
漢文日記と歴史物語に関する一考察  『御堂関白記』『権記』『栄花物語』、一条天皇発病記事をめぐって 中丸/貴史/著 563-588
喰ってかかる『愚管抄』  ゆらぐ歴史叙述と、そのなかでの『今鏡』の位置 深沢/徹/著 589-614
『栄花物語』と唐物  河添/房江/著 617-643
「駒競行幸絵巻」の主題について  王朝歴史物語絵巻に描かれた歴史的事象 河田/昌之/著 644-671
佐藤謙三と歴史物語  関根/賢司/著 672-686